Windows11にComposerをインストールする

Windows11 composerをインストール PHP
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Composerは、PHPにおいての依存関係管理ツールです。

PHPプロジェクトで使用するライブラリやフレームワークを効率的に管理、インストール、アップデートすることができます。

JavaScript (Node.js)のnpm、Phythonのpip、RubyのBundlerなど、各言語で同じようなものがありますがそんな存在です。

現在のPHP開発ではスタンダードであり、開発環境へのインストールも必須に近いものがあります。昔はPEARとかPECLとかもあったんですけど懐かしいな……。

私の場合、Laravelなんかでもお世話になるのでかかせません。ということで、本ページではComposerをインストールしたいと思います。

私と同じように、WindowsPC(Windows11 Pro 64bit)にComposerをインスト-ルす方の参考になれば幸いです。

事前準備

opensslの設定が必要です。すでに行っている内容であればスルーしてくださって大丈夫です。

opensslを有効にする

ComposerがHTTPS経由で安全にパッケージを取得するために、PHPのopenssl拡張が必要です。

php.iniopensslの拡張を有効にしておきましょう。先頭に;がついていたら、削除し、以下の様にします。

extension=openssl

同じphp.iniの中の、extension_dirが正しく指定されていないと読み込めませんのでご注意ください。私の場合は以下になっていました。

;extension_dir = "ext"
extension_dir = "C:\php82\ext"

私は絶対指定していますが、単にextension_dir = "ext"でも動くと思います。

ダウンロード

Composerは手動でもインストールすることができますが、Windows用のインストーラーがあります。手軽なこちらを使用することにします。

ダウンロードページ

こちらのComposerのサイトからダウンロードします。上の方にWindowsのダウンロードがあるので、ここから以下のインストーラーをクリックします。

ComposerのWindowsインストーラダウンロード画面

インストール

落としてきたファイルをダブルクリックすることで、インストールがスタートします。

Composerのインストーラー

インストールユーザーの選択

全てのWindowsユーザーに対しインストールするか、自分だけにインストールするの選択します。

インストールユーザーの選択

これは個人の事情によるのでどちらでも良いです。

私は全部のユーザーが自分が管理する予定なのでInstall for all users(recommended)を押して進めます。

インストールオプション

以下の様なチェックボックスが1つある画面になります。

Composerのインストールオプション

英語が苦手な私は、念のため翻訳して確認しました。

Developer modeにチェックを付ける・付けないで違いが出てきます。以下のような感じです。

  • 通常のインストール:(=チェックを付けない)
    • ComposerはWindowsのすべてのユーザーに対して固定の場所にインストールされる。
    • コントロールパネルからのアンインストールができるため、後でComposerを削除する際も簡単。
    • これは推奨されるオプションであり、多くのユーザーにとって使いやすい方法。
  • Developer mode:(=チェックを付ける)
    • Composerのインストールに関するより多くのコントロールを持つことができる。
    • Composerをアンインストールする専用のツールは提供されない。
    • 経験豊富なユーザーや特定の開発環境での使用を目的とする場合に向く。

チェックボックスを付けないと通常(お勧め)のインストール方法になります。

通常はチェックを付けずに、Nextで進めるのが良いでしょう。

使用するPHPの選択

現在のシステムに登録されているPHPの一覧が表示されます。Composerで使用したいPHPを選択している状態で、Nextを押します。

Composerから使用するPHPを選ぶ

私の場合は最初から適したものが表示されていました。セレクトボックスから選択しなおしたり、選択に無い場合は、Browse...から直接指定も可能です。

プロキシ

プロキシを使う必要がある場合はここでチェックを入れます。

分からない人はチェックの必要はありません。私もこのままNextで進めます。

プロキシを使うかの設定

インストールの実行

以下で間違いが無ければ、Installで実行します。

Composerインストールの実行

インフォメーション

ちょっとしたインフォメーションが表示されます。

再起動などを促すインフォメーション

要は、コマンドプロンプト(またはPoserSell)が起動していたらソフトを再起動してね。みたいなことです。

コンピューターの再起動なども書かれていますが、私の場合不要でした。コマンドプロンプトすら起動していなかったので、何もしなくて大丈夫でした。

インストール完了

作曲家(指揮者?)のおじさんが表示されたら、インストールは完了です。

Composerのインストール完了画面

Composerのドキュメントを見たい方はチェックボックスにチェックを入れる。そうでない方はそのままFinishを押して完了です。

動作確認

動作確認はとても簡単です。コマンドプロンプトまたはPoserShellから、以下を打ち込みます。

composer -v

このコマンドは、Composerのバージョンを表示するコマンドです。

ComposeのインストーラーがWindowsのパスを通してくれているので実行可能になるわけですね。

エラーが出ずに、以下の様に表示されたらOKです。

composer -vの実行結果画面

私の場合は、Composer version 2.6.5がインストールされました。

まとめ

新しいPC(Windows11 Pro 64bit)を購入し、MySQL5.7Apache2.4PHP8.2を入れましたが、このComposerのインストールをもってやっと一段落しそうです。

最近のエンジニアはMacを使ったり、WindowsでもWSL2を使うことが増えてきたと思います。

しかしながら私のように、直にPHPやApacheなどを入れる環境の方に役立てれば幸いです。

Lara
Lara

これでLaravelのプロジェクトも簡単に作成可能になり、本ブログの執筆にも役立てられそうです!

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